THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2017

お疲れ様でした。
とても楽しかった。

そして感じた、えも言われぬ安心感。
やはり765プロこそ、この13人こそが、帰るべき場所、実家だったのだと実感した2日間でした。

8th幕張以来、実に3年と4ヶ月待ち続けた、直美さんのご帰還。お帰りなさいと言える喜び。

プロデューサーズボイスでは赤羽根くんがド緊張していたり、ド緊張している赤羽根くんを直美さんがいじったり助けたり。
赤羽根くんのリウムの色が無事赤色に決定したり。
20代が最多というのでアニマスの偉大さを実感しました。
一方で、P歴の分布から新人の雇用…もとい新規層の取り込みがうまく出来ていないという課題も浮かび上がり。

新鮮な体験もありました。
冒頭のリアルタイムモーションキャプチャ春香もそうですが、アイマスライブには6th東京からの参加なので765プロではこれまで一度も見たことがなかった朗読劇。

しかもコンサートライトを振るか振らないかで内容に直接参加できるという。
真っ先に連想したのがゲームブックという単語でしたが(

長年培った信頼と結束に基づいた容赦なしの殴り合い、面白かった。
両日ともに飛び出したチアキングの一発ギャグ、そして歌の表現のお手本の流れ。
中村先生のセクシーポーズは果たして映像化出来るんでしょうか?していいんでしょうか?

2日目など、直美さんを引っ張り出すという力業で律子の物まねを回避したあさぽんを、まさかはらみーが後ろから「亜美の律子は聞けないのですか…?」とばっさり斬るとは。
ルール無用のアイドルデスマッチ、という一節が脳裏に浮かんだ一場面でした。

初日ゲストの三瓶さんについては完全に予想もしていませんでした。
まさか生ぎゃおおんが聞けるとは。
きすちぃさんもファミエリPも現地で良かった。

2日目ゲストの茅原さんについては、初日が三瓶さんだったことから「まだ876に所属している世界線の涼が来れるならもう何が来てもおかしくない」とは思っていましたが、それにしても再度来ていただけるとは。
月の女王の歌舞伎的な見得、お見事でした。

ライブパート。
初日、「ああ、このPVで着替える時間稼いでるんだなぁ」と思いながら完全に油断していたので三瓶さんのDazzling Worldで驚きました。
衣装のデザインもVi衣装ベース。DS時代の涼といえばVi衣装ですよね。
これについては語れるだけの諸々を持ち合わせていないので、ただ、良かったとだけ。

2日目の茅原さんは初日からアルティメットアイズだろうと予想はしていましたが、やはり圧倒的迫力、歌唱力。
ひたすらまっすぐ伸びるミンゴス、ビブラートが揺れるチアキングに対して、面で制圧しに来るといいますか。

圧倒的実力を見せつつも驕らず、気持ちよく、この人に勝ちたいと思わせてくれた玲音をワンフォーオールだけのキャラクターとするには、茅原さんのご出演の機会をこれだけで終わらせるには、あまりにも惜しいと思いました。

Miracle Nightとアマテラスの幸福感、多幸感は筆舌に尽くしがたく。
特にMiracle Nightの1サビの後のCメロは本当にもう。

紅白応援Vが楽しいであろうことは予想できていましたが、予想通りでしたね。
初日は白組、2日目は赤組でした。

初日は昨今の色変えの流れから途中まで赤と白を入れ替えていたのですが、途中で白組であることに気付き白になりました。
二日目は赤組だったので、赤が振れて律子Pとして嬉しかったです。
今回は真ん中から分けた形でしたが、色変えにしても楽しいだろうなと思いました。

最初から最後まで、765プロに帰ってきたんだな、という安心感に包まれたイベントでした。

直美さん最初から泣いてるし。
僕も潤むし。
終わりにはみんな泣きかけるし。

前日にも、ステータス異常Pと2011年8月以来5年半ぶりにお会いしたり、その流れで前夜祭という名目で呑むことになったり、呑んでいたと思ったら別のグループから打診があって合流して更に呑んだり。

初日の後にはMoIW2014以来久々にKさん主催のオフ会に参加したり。

2日目の後もいつもの面々で呑んだり。

そして特筆しておこうと思ったのが、2日目の開場前に見せていただいた、mobiusPのGear VRMMDを用いた自分REST@RTのVRライブ映像。
これが凄かった。
リアルタイムレンダリングではないので追従できるのは頭の向く角度のみでしたが、それでも凄かった。
あまりの衝撃と興奮に、見終わった後しばらく足腰がガクガクしていました。
思わず腰に巻いたコンサートライトを抜こうと下を見て、GearVRを被っているので見えないことに下を見た後で気付くほどでした。

VRを見ながらコンサートライト振っている人を見ると、コンサートライト振るだけでも個性が出るなと思いました。
YU_TOP曰く、「フサギコくんは腕のみならず肩が入っていた」そうです。


今回のプロデューサーミーティング、全体的にかなり満足の良いイベントでした。

いくつか複雑な気分になったり、考え込んだこともありましたが、
それは続きの部分に折りたたんでおくので読みたい方だけどうぞ。













今回感じた安心感の理由の一つとして間違いなくあるのが、サイリウムを自己主張の道具として使っている子たちが少なかったからだよなぁ、と。
でもこれ新規層の取り込みと表裏一体だから難しいなぁ、とも。



オープニング曲、1日目のチェリーは本当に嬉しかったのだけれど、2日目の団結2010は正直複雑な気持ちになりました。

まあ、色々ありましたからね。
おそらくどうするか悩んだものと思います。
元の団結だと響と貴音いないし、団結2010だと複雑な感情を持つ人が少なからずいるだろうし、かといって新しい団結を作るなどということをしてしまうと、団結2010が失敗だったと自ら認めることになってしまうので公式という立場上そんなことは出来ない。

悩んだ結果として、団結2010で押し通すことにしたのだと思います。
押し通しても変わらずついてきてくれるだろうと。
僕だって複雑な感情を持ちこそすれ、今更この程度で絶望して離れられるほどの浅い漬かり方でもないわけで。
勝手に理解した気になってるんじゃない、と言われたらそうですねとしか答えられませんが。



2日目の最後、ミンゴスの「歌だけのライブがやりたい!!」という心からの叫びの件。
冒頭のリアルタイムモーションキャプチャの春香の試みあたりから考えるに、初音ミクのライブのようにアイドルを半透明スクリーンに映し、演者は裏で歌うという方向を模索しているのかな、と。

でも前述のような言葉が出たということは、一方的な配慮になってしまっていなかったかな、とも。
一方的な配慮と言われようとも、レッスン時間の負担を減らし何が何でも12人揃ってもらうためには、今回のライブのパートを短くせざるを得なかったのかもしれませんが。

演者の意思を確認したら歌だけでやりたいと言いだしかねない、というかたぶん言うでしょうし、正直僕としても「歌だけのライブ」を期待していた面があります。
でもやはり、一方的な配慮になってしまわないよう、演者の意思を聞いて欲しい(実際に聞いているかどうかはファンの側からはわかりませんが)と思います。



そして大閃光 萌葱について。
2015年1月下旬の先行販売以来、初めての正しい、と言うと少し語弊があるかもしれませんが直美さんのご出演される大型イベントだっただけに、なかなか、多くの方に知っていただけること、使っていただけることができたとは言えなかったという点に自分の至らなさを切に感じます。
萌葱の話をすると、「ネットの通販で見つけられなかったんだよね」と仰る方がいたり。

でらなんなん様の店舗へ行ける方はそちらで25本入り業務用パックが、地方にお住まいの方もヨドバシドットコム様で個包装の萌葱がお求めになれるはずですので。是非、何卒。

1本でも買って折って比べて見てください。
大閃光は青より瑠璃のほうが好きという、違いのわかる方には必ずやご満足いただけるものだと思います。



とかなんとか、色々書いてますが全体としてはやはり、最初に書いた通りとても楽しかったわけです。
直美さんに3年4ヶ月越しのお帰りなさいを言えましたし。

まだ後ろを向いて、思い出に浸るような時期ではないわけです。
極々個人的な望みを言うならば今は、まほかけのフル尺を直美さんのソロ歌唱で聴きたい。

そのためにも、その他のまだ思いも及ばぬ色々のためにも、これからも続けて行こうと決心した2日間でした。
さしあたって、これからも健康でいなければならないと思った結果、この記事を書いている日、つまりは1月31日の朝、僕はいつものコンビニで朝食のサンドイッチに加えてヨーグルトを買ったのでした。