文字通り。
バッファローのWNR-5400XE6P/2Sにした。
買っちった pic.twitter.com/1yWTaHMwCW
— フサギコ (@fusagiko) 2025年7月18日
これまで使っていたのはIO-DATAのWN-DAX3600XRであった。
これは2020/12/3ごろに買ったものだが、当時はちょうど首都圏でフレッツ光クロスのサービスが提供され始めたころ。
今のうちにWAN側LAN側ともに10Gbps対応ポートが1つずつあるルータを買っておけば長く使えるだろう…と思って買ったのだが、正直これが大きな間違いだった。
第一に、自分が現時点(2025/8/9)でもまだドコモ光の1Gbps契約のままにしていたこと。 というのも、フレッツ光クロスではIPv4がPPPoEではなくDS-Liteによる接続となるため、自宅にはpublicIPが割り振られなくなってしまうからである。
大半のケースでは問題ないかもしれないが、問題があるニッチなケースにぶち当たった際に、DS-Liteによる接続をしているユーザは間違いなく少数(なぜならば光クロスでないとDS-Liteにならない)であるため、 情報が少なくトラブルシューティングが面倒くさくなる、またよしんば原因を特定できたとしても自分の手ではどうにもならない箇所である可能性が高い。
したがって、結局現在もフレッツ光クロスにしていないので、当時の自分は見込み違いをしていた。
第二に、買ったWN-DAX3600XRがちょっと、いやかなりポンコツであった。
これを選んだ理由はWAN側とLAN側の両方に10Gbps対応のEthernetポートがあり、それを使えば自室まで有線で10Gbpsを敷けると思った(当時他メーカーの製品はいずれもWAN側のみ10Gbps対応でLAN側は1Gbpsのみのものがほとんどであった)からであるが、 結局そこは前述の通り現在もフレッツ光クロスにしていないので意味がなかった。
そして買った当初はフレッツ光で貸与されるGE-PONのONUとWN-DAX3600XRを直結して接続していたのだが、その状態でIPv6を有効にするとなぜか上りが30Mbps程度しか出なかった。 原因切り分けのため、試しにWN-DAX3600XRのIPv6を無効にしてIPv4のみにしてみたところ上り300Mbps程度出たし、WN-DAX3600XR以前に使っていたAtermWR8750Nに差し替えたところIPv6でも上り100Mbpsの速度が出た。
サポートに問い合わせつつ、度重なるファームウェアアップデートでも改善せず、諦めて様子見していたところ、ある日価格.comの掲示板にてこのような書き込みを見つけ、安物のTP-LinkのハブをONUとWN-DAX3600XRの間に挟んでみたところ、IPv6有効でも上り240Mbps出ることを確認し、「これはONUとのイーサネットのオートネゴシエーションに失敗しているのではないか」とサポートに問い合わせたところ、「ONUがパケットを受けきれないのが問題なのでこちらのファームウェアアップデートでの対応は困難である」との回答を受け、ソッカー、でもまあ改善されてしまったからいったんいいか…と放置していたのであった。
それがなぜ、なんだかんだ4年半も後になってから買い替えたかというと、自室の無線LAN電波強度の弱さに不満が溜まっていたところ、少し前にVJ用ノートPCを買い替えた際にそのマシンがWi-Fi6E、すなわち6GHz帯に対応しているモデルだったことで悩み始め、2025年10月のWin10サポート期限切れを前にメインとなるデスクトップを組み直すことを決めた際にもういっそのことルータも買えてしまおうと決意した*1、という感じであった。
元々フレッツの光ファイバーが入ってきている部屋と自室はリビングを挟んで反対側に位置し、しかも見通しが通っているわけでもなく壁の向こう側に隠れているため、そりゃ当然5GHz帯は弱いわけである。
そこで可能ならば有線LANをバックボーンにできるメッシュWi-Fiが欲しいと思っていたが、業務用はともかく一般消費者向けのメッシュWi-Fi製品でどのメーカーのものが良いか判断しかねていた、というのも今まで迷っていた原因の一端であった。
そんなわけでなんやかんやリプレイスを先延ばししていたのだが、前述のようにデスクトップPCを組み直すということで設備投資の決心がついたこと、 ネットワーク回りを趣味にしている友人から「なんだかんだ一般消費者向けではバッファローが一番安定していて無難」と助言をもらったこと、 現在もフレッツ光が1Gbps契約である自分の現況を鑑みると10Gbpsポートまでは不要という判断、 万が一ルータとしては性能不足に陥ったとしても上位機種を買えばメッシュWi-Fiのエージェントに流用できるという判断のもと、WNR-5400XE6P/2Sを選定したのであった。
今このご時世に管理画面のユーザ名が固定、パスワードもわずか8文字しか入力できないというのは少々脆弱すぎないだろうかとは思いつつ無線LANからの設定画面アクセスを無効にして緩和、 それと設定画面の各項目がどうやらajaxでロードされているようでそのロードに時間がかかる以外は今のところ不満なく動いている。 やはり無線LANの電波強度は正義だ。
ここまで読んだ人はコンピュータとかプログラミングとかその辺を趣味にしている人としてはだいぶ慎重だなと意外に思われるかもしれないが、僕は元来こういう人間である。 趣味だからこそ、冒険に出る前に深く理解しようと努め、そのうえで現在から将来にかけて考えられる様々な事情を鑑みて決める。 PC自作的に言えばエンスージアストというよりはコストパフォーマンス重視のパワーユーザーであるし、イノベーター理論で言えばイノベーターではなくアーリーアダプターに該当し、最前線の半歩後ろを最前線の様子を観察しながら歩く。
ちなみに、今回買ったWNR-5400XE6Pはというと、WAN側ポートは2.5BASE-Tまで対応しているのだが、ONUとハブを介さず直結しても正しく1000BASE-Tでリンクアップしてくれたので上り速度がパケット溢れによって遅くなるような状態には陥っていない。
やっぱあなたのところのWN-DAX3600XRが悪かったんじゃないですか、IO-DATAさん。ねえ。
*1:なおメインであるデスクトップは当然有線接続なのでWi-Fi6Eが使えるようになるのは決意のきっかけであるにもかかわらず直接的に何かがあるわけではないのが我ながら面白ポイント