先日、rekordbox 7とSpotifyの連携が発表、サービス開始されましたね。
ついにこの時が来ました...🔥
— AlphaTheta/Pioneer DJ Japan (@alphathetajpn) 2025年9月24日
rekordbox7とSpotifyが連携開始🎚️
「自分の好きな曲をDJでプレイしたいけど、全部は持っていない...」そんな悩みを解決!
Spotifyのプレイリストを直接rekordboxに取り込んで、あなたのDJスタイルがさらに広がります🎧… pic.twitter.com/I93RTvntR2
色々試したところ、先行して始まっていたApple Music連携と比べてもできることにいろいろ差があることがわかった(2025/10/4時点)ので、それぞれ何ができて何ができないのかについてまとめます。
同じところ
その前にまず、両方に共通する点について。
- 連携を有効化するにはそれぞれ有料契約が必要
- Performanceモードで、デッキに曲をロードし、再生できる
- 拍位置はロードしたあとでローカルのrekordboxが解析する
- ロードしたあと、拍位置を手動修正できる
ここまでは一緒…というかここしか一緒ではない。
SpotifyはBPMとキーが予め解析済み
Apple Musicでは初めて曲をロードしたときにrekordbox側でBPM、キー、拍位置を解析するため、ロードしてみないとわからないのに対して、 SpotifyではBPMとキーは予め解析済みとなっています。
Apple MusicはロードしてみないとキーとBPMがわからないのに対してSpotifyは予め解析済み pic.twitter.com/2awPdi4xZ7
— フサギコ (@fusagiko) 2025年10月5日
ただし、このとき表示されるBPMは曲中の最も主要な部分におけるBPMなので、曲中でのBPM変化がある曲には対応できません。
したがって、最初のアカペラハモリが132でそこから176に加速するスマイルシンフォニアや、 基本的には175だけど最後のほうで200に加速するともすれば、(中略)アイドルには対応できません。
SpotifyのBPMは曲のメイン部分なので曲中でBPMが変わる曲には対応できていない
— フサギコ (@fusagiko) 2025年10月5日
(これはSpotifyのせいではない部分も大きいけど pic.twitter.com/OQalDGqzSf
また拍位置は「同じところ」の項で言及した通り、どちらもロード後に手元で解析されます。 これら連携だけに限った話ではありませんが、曲によっては半拍ズレてグリッドが設定されることがあるので注意が必要です。
Spotify連携はExportモードでは使えない
Apple Music連携がExportモードで使えるのに対して、Spotify連携はExportモードでは使えません。
いろいろ試していて気付いたのだが、ExportモードだとApple musicは表示されるけどSpotifyは表示されない pic.twitter.com/enreUu6DBz
— フサギコ (@fusagiko) 2025年10月5日
つまり、Exportモードで拍位置などを仕込んでから現場に行き、Perfomanceモードでプレイする、というよくある流れはApple Musicでしかできないことになります。
まあレコボのサブスクリプションを契約するか、あるいはFLX4などを接続してハードウェアアンロックすればいいのでそこまで大きな影響はないかもしれない。
Spotify連携はPerformanceモード専用なんだな pic.twitter.com/rI7b4aX1sy
— フサギコ (@fusagiko) 2025年10月5日
Spotifyの曲はコレクションおよびプレイリストに追加できない
たぶんこれがApple Music連携とSpotify連携とで一番重要な差異なのですが、Spotifyのほうは曲をコレクションおよびプレイリストには追加できません。 つまりDJでの出演にむけて候補曲のプレイリストを作っておく、ということもできません。
これはけっこう大きいかもしれない。
たぶんこれがApple Music連携とSpotify連携とで一番重要な差異で、Spotifyのほうは曲をプレイリストに追加できない pic.twitter.com/YoCHOizHah
— フサギコ (@fusagiko) 2025年10月5日
結局のところ、これできる?できない?
Exportモードで、Apple Music連携でCDJに対してPRO DJ LINKで曲をロードして再生できる?
できません。
Apple Music連携がExportモードでも使えます、と書いてあったので僕も期待したんですが、実際に試してみたところロードできませんでした。 あくまで拍位置やBPM、プレイリストを作っておくなどの仕込みのためのようです。
そうなったのはおそらく、OMNIS-DUOとXDJ-AZがCloud Library Sync機能とStreamingDirectPlay機能によるApple Musicからの直接再生に対応しているからだと思われます。
拍位置やBPMなどの手動修正はできる?
rekordboxの録音機能でDJプレイを録音できる?
連携経由の曲がデッキにロードされていると録音を開始できません。 逆に、既に録音状態であるときに連携経由で曲をロードしようとすると、ロードができません。
まとめ
一見同じに見えたrekordboxのSpotify / Apple Music連携ですが、試してみた結果実際にはけっこういろいろな差異がありました。
Spotifyはプレイリストが組めないので、実際のDJプレイ用途で使えるのはホームパーティくらいまでで、それより大きな範囲ではちゃんと音源買ったほうがよさそうではあります。
僕個人としてはSpotifyで曲を掘って、Apple MusicでDJで使えそうかを試して、使えそうなら配信販売で買って、という流れをしていたので元々DJプレイで使うつもりなら音源は買っており、 Spotify経由がプレイリストに入れられないデメリットよりもApple Musicで探し直す手間の削減のほうが大きく、これからはSpotify連携を使っていくことになりそうです。
短い命だった pic.twitter.com/ujW9NpWoyo
— フサギコ (@fusagiko) 2025年9月24日