会社のテックブログで記事を書いた

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書きました。

2020年の振り返り記事にもちらっと書いた通り、 自分がWebサービス開発者として働いていて、そのキャリア的な何かについて考えたときに、 自分が何ができるのかを出力しておかないと転職するしない以前に自分の給料&環境と転職市場との比較すらもできないなあ、という思いがあり。

ところで会社のテックブログといえば、少し前に下記の記事が少しだけ話題になっていて。 note.com

これを受けて下記の記事が書かれたりしていたなぁ、と思い返しつつ。 techracho.bpsinc.jp

他にも下記のような記事があったり。後者は友人がまさに会社のテックブログに投稿した記事。 tech.smartcamp.co.jp tech.smarthr.jp

現職の会社のテックブログも例に漏れずお世辞にも盛んではない、というか正直ほぼ放置状態で。

今回会社のテックブログで記事を書いたのは、冒頭に書いた「自分が何ができるのかを出力しておかないと~」という文脈の中で、 「OSS活動をポートフォリオ的なものにするにはまずOSS活動でコードを書かなきゃいけないのでなかなか難しいのけど、仕事でコードを書くのは仕事なので既に否応なく書いていて、会社さえ許せばそれをネタに書けるのはお得だ」 と思ったのが一番大きな理由。

下記記事のように仕事の事情がほぼないところまで一般化できれば個人ブログに書くのもいいと思うけど、今回書いた記事はなかなかそうもいかないものだったし。 fusagiko.hatenablog.jp

まあ、ほぼ放置状態にあるテックブログがあまりにも格好付かなすぎると思ったのもないではないけれども、CTOがテックブログなんとかしてって言って一ヶ月が過ぎましたに書いてあるような、会社としてテックブログをどういう位置づけで運用するのか、みたいなところまでは考えられていない。

個人的にはテックブログだからといって「凄いことしました!」みたいな記事である必要はないと思っている。

特に現職は2つある運営サービスが両方とも10年越えで中身は結構歴史的経緯の塊なのが実状で。 そのため"凄いこと"よりは積み重なった複雑な構造の地道な改修改善が結構大きくなってきていたりするし。

凄いことをしているかのように格好つけたいのはわかるが、実際やってることは地道な改修改善だし、格好付けようとしすぎて書けなかったらそのほうが余計格好付かないので、とにもかくにもまずは書くところから。 そのうえで、まあせっかく書くんだったら会社にも自分にも得になるようにできたらいいよな、と。

特に凄い結論があるわけでもないですがそんなことを考えながら会社のテックブログで記事を書きました、という話でした。